箏研とは

お箏について

箏曲研究会(通称:箏研)では箏の演奏をしています。
箏とは十三本の絃を持つ、日本の伝統的な楽器です。 箏は正式には「そう」と読みますが、一般的には「こと」と呼ばれています。誤って琴という表記がされることがありますが、それは「きん」という七本の絃を持つ別の楽器です。
弾くときは箏爪(ことづめ)というものを指にはめ、絃をはじいて弾きます。
難しそう・堅苦しそうという印象があるかも知れませんが、実際は初心者でもすぐに上達できる馴染みやすい楽器です。
箏の絃は演奏者から遠い方から順に一、二、三、……、十、斗、為、巾と数えます。
楽譜はその番号を使って書かれており、ピアノなどとは違って漢字が羅列してあるので一見驚きますが、とても分かりやすいです。
曲には、昔から伝わる古典曲、お正月によく耳にする「春の海」をはじめとする宮城曲、ダイナミックな現代邦楽など、様々な種類があります。
また箏曲には流派があり、箏爪の形や座り方などが違います。箏曲研究会は生田流(箏爪が四角く、箏に対してやや斜めに座る)です。

活動内容

毎週金曜日にお稽古か練習会をおこなっています。もちろん、他の時間に各自で自主練をすることが出来ます。
お稽古は月に2~3回あります。プロの大師範の先生から素晴らしいご指導を受けています。
お稽古のない週は練習会です。先輩後輩問わず、みんなで仲良く和気あいあいと練習に励んでいます。
一緒に遊びにいったりご飯を食べに行ったり飲み会を開くこともしばしば。お酒を強要される等の怖いことはありません!
また、お箏は買わなくて大丈夫です!
初心者からのスタートでも、ほんとうに全然大丈夫です。

年中行事

定期演奏会

箏曲研究会では年に一度、秋〜冬頃に定期演奏会を行っています。
一年間の活動の集大成で、初心者でもこの頃にはちゃんと弾けるようになります。
曲目は、古典曲・宮城曲・現代邦楽など、幅広いジャンルの演奏をしています! 箏1パートで弾くこともあれば、複数のパートに分かれて演奏したり、三味線や尺八と合奏したりもします。
会場は例年大学のホールを使っておりますが、まれに学外のホールを借りることもあります。
外部の方でも聴きにくることができるので、ぜひお気軽にいらしてください!
また、春には学三(関東学生三曲連盟)が主催している新人演奏会に新二年生が毎年参加しています。
他にも学三が企画している様々な演奏会に有志を集って参加しています。他大学のサークルの方々や他の和楽器と一緒に大合奏ができます。
※今まで演奏した曲目についてはこれまでの活動をご覧ください。
※右の写真は定期演奏会ではなく早稲田祭の写真になります

合宿

箏曲研究会では年に一度、夏休みに3泊4日で合宿を行っています。
場所は年によって時折変わりますが、最近は山梨や新潟で合宿を行っています。
この合宿から、定期演奏会で演奏する曲の練習を始めます。朝から晩までみっちり練習するので、この合宿を機に、新入生はぐんと成長します。
しかし練習をするだけではなく、夕飯の後にはコンパや花火やレクを行ったり、最終日にはみんなでお散歩にいってアイスクリームを食べたりボートに乗ったりと、楽しいことも盛りだくさんです!

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